めざせ!クイズ王! 第5号 中学3年生 05・06・07 (火) 発行者:橋本
「考える」技術
私は常々、皆に「考える習慣を身につけて欲しい」と思っている。
考えることを放棄して、周りの顔色や多数の意見にばかり従ってしまう人は多い。
でもそれは非常に不自由であるばかりか、本当の自分を表現できずに押し込めてしまうという
自虐的な意味合いすらあると思う。
「自分」という人間は、「どう思い・どう感じ・どうしたい」人間なのか。
それをしっかり理解して人に伝えることができれば、その人はどんな状況にも対応できる。
「考える力」とは、すなわち「生きる力」なのだ。
きっと「考える習慣のない人」の多くは、そもそも「考える力」をもっていない。
そう、「考える」ためには、考える力、方法、技術を身につける必要があるのだ。
では、君達はその大切な「考える技術」をどこかで習ったことがあるだろうか。
今、学校で習っていることは、「正解を導くための方法」がメインだ。
それはもちろんたいへん大事なことで、しっかり学び身につける必要がある。
しかし、私の言う「考える」ということには、正解がない。
頭を使って自分なりのこたえを探す努力をしなければならない。
そして「努力」という言葉通り「考える」ことは、頭を使うことなので、
面倒くさかったり、嫌になったりすることもある。
そこでぜひ今日皆に覚えておいて欲しいことが1つある。
それは、まずは<答えを探すのではなく「問い」を探す>習慣を身につけるということだ。
何か大きな問題にぶつかった時、人はすぐに答えを探そうとする。
すると問題が大きくのしかかり、同じ考えを繰り返したり、思考停止状態になったりする。
そんな時は、答えではなく「問い」を探すように心掛けて欲しい。
小さな問いを探しては答え、また別の問いを探しては答え、また別の問いを探しては・・・。
自分を掘って掘って掘り下げて、深層心理から、納得できるものを見つける。
その作業が即ち、「考える」ということなのだ。
そして「考える技術」とは、「問いをたてる技術」と言っても良い。
では次回、「問いを立てる技術」について、詳しく書いていこう。
第1問 「理想郷」「ユートピア」などの言葉の類義語は「桃○郷」?(漢字)
( )
第2問 地球温暖化防止や省エネ推進を目的とした、「省エネルック」にかわる夏の軽装の愛称は?
( )
第3問 サッカー・バスケットボール・バレーボール・野球、それぞれ1チームのメンバーは何人?
( サッカー 人
) ( バスケ 人 ) ( バレー 人 ) ( 野球 人 )
第4問 見えず・聞こえず・話せずの三重苦を乗り越え「光の天使」と称えられた人物は?
( )
第5問 追い詰められた弱者が、強者に手向かい苦しめることを「窮鼠○を噛む」?(漢字)
( )
解答
第1問 ( (桃)源(郷) )
第2問 ( クール・ビズ )
第3問 ( サッカー11人
)( バスケ5人 )( バレー6人 )( 野球9人 )
第4問 ( ヘレン=ケラー )
第5問 ( 猫 )